彼の名は、コジロー。
成人式で出会った彼。
彼の名は、コジロー。
艶やかな振袖姿、
袴姿の新成人を横目に、
誰よりも目立っていた。
通りすがりに思わず声をかけたら、
会話が弾んでしまった。
アメリカ生まれ。
お父さんが日本人。
お母さんがメキシコ人。
日本語はほとんど話せない。
でも、
日本人の血が
自分の中に流れていることに、
とても誇りを持っている。
だから、
それを自分のアイデンティティーとして、
主張するのだと。
彼は、かれこれ6年前から、
自分でマゲを結うという。
会社へも、
この姿でいくという。
『人は僕を変わっていると思うかもしれない。
でも、僕は、
自分の中に流れている日本人としてのルーツを
自分らしく主張したいんだ』
その彼の言葉に、
すごくシビれた!
『Love what you do.
Do what you love』
(自分がしていることを愛し、
好きなことをやりなさい。)
『南方小次郎』という
日本語の彼の名前と共に、
このメッセージを送らせていただきました。